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暑さから家を守る断熱材・遮熱材

四季のある日本には、暑さ対策として家屋に断熱材・遮熱材が用いられます。
断熱材は「熱の伝わるスピードを遅くする」材料で、遮熱材は「熱(輻射熱)を反射させて跳ね返す」材料。
それぞれの素材について理解を深め、理想の家づくりに役立てましょう!

1.スペイン漆喰|調湿する家、呼吸する家

スペイン漆喰は日本の気候風土に適した塗り壁。
「呼吸する壁」と呼ばれるほど吸放湿性能が非常に高く、一般の漆喰に比べて+50%という検査結果もあります。
固化材として一般的に使われている樹脂やセメント、石灰などを一切含まないため環境に優しく、漆喰の機能の発揮率はなんと100%!
調湿機能も抜群です。
結露やカビ・ダニを防ぐことでアトピー対策にもつながるほか、無数の気孔が空気の層となり、外気温に影響されにくい室内環境を実現◎
シックハウスの原因となる化学物質を含まず、室内の有害物質を吸着する効果もあり、1mmに満たない人工的な塗り壁と、しっかり塗り厚のあるスペイン漆喰との違いも歴然です!

2.セルローズファイバー|調湿する内断熱材

天然の木質繊維でできている「セルローズファイバー」は、100%大豆インクを使用したアメリカの新聞紙の古紙で作らた断熱材。
断熱性能がグラスウールに比べて約4割も優れています。
湿気が多い時には少しずつ湿気を吸い込み、乾燥時には蓄えた湿気を吐き出して快適な湿度を保つ吸放湿性を備えているため、高温多湿な日本の気候に最適◎
住宅の劣化につながる内部結露も防いでくれる優れものです!
難燃剤の添加により防火効果が高く、ゴキブリやシロアリなどの害虫から家を守る防虫・防カビ効果も高いのが特徴。
施工時には1㎡に対して約55kgものセルローズファイバーを隙間なく吹き込むことで、高い防音効果も発揮します。

3.ネオポール|ドイツ生まれの高断熱材

外断熱材「ネオポール」は、ドイツ生まれの高断熱材のEPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)ボード。
弾性に優れ、塗り断熱材ラック(ひび割れ)や剥離を防ぎ、軽いため建物への負担がかからずメンテナンスが楽です。
建物を外気から遮断する外断熱は室内温度をほぼ一定に保つ役割を果たし、冷暖房のコストを削減◎
一般的に高価なイメージのある外断熱乾式工法に比べ、軽量で作業効率が高く、低コストである上に性能が高いのも特徴です。
また、パネル自体が自己消火性を持ち、国土交通省の防火構造30分認定を取得!
代替フロンなどを使う断熱材に比べ、環境保全にも配慮した安全性の高い断熱材といえます。

4.セレクト・リフレックス|日射反射率72%の遮熱材

太陽光による赤外線や紫外線は、室内の温熱環境に大きな影響を与え、一般的な外壁は真夏だと約60℃にまで温度が上がります。
しかし、太陽熱を反射して壁に熱を伝えない塗り壁材「セレクト・リフレックス」を使うと、外壁の温度は30℃程度までしか上がらず、室内を快適な温度に保ってくれるため、冷房費の削減にも効果的◎
柔軟性があるため割れたり剥がれ落ちたりしにくく、屋内の湿気を外へ排出する透湿性も併せ持ちます。
材料として使われるライムストーンはアルカリ性のため、汚れが付いても雨風で自然ときれいに◎
耐火性にも優れ、ヘアークラックもほとんど入らず、高い接着力と耐久性も兼ね備えています。

 

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