投稿日:2023.04.08 最終更新日:2023.04.08
住宅をリフォームするとき、経年劣化した部分の修理だけしようと考えていませんか?
リフォームでも「0宣言の家」の仕様を取り入れることによって、
冬暖かく夏涼しい快適な空間を実現でき、ランニングコスト削減も可能に◎
また、それに伴って心身ともに健康的な住まいを手に入れることができるのです。
日本では、成人死亡に対する危険因子は喫煙に次いで高血圧が第2位。
このことから、室内の温熱環境の改善が血圧低下を通して健康維持増進にも たらす影響は大きいと考えられています。
脳卒中死亡率の高い地域では、暖房室と非暖房空間の温度差が大きい。
脳卒中患者群と対照群の住宅室温比較により、室温が高く維持されれば脳卒中の発生が減少するといった実証報告もあります。
ほかにも、昨今よく聞く言葉が「ヒートショック」。
ヒートショックとは、急激な温度差がもたらす体への悪影響のことで、前述のような症状や脳梗塞・心筋梗塞などを起こします。
ヒートショックに対する認知度は高まってきていますが、
ヒートショックによる死亡者数が交通事故死亡者数よりも多いことに対する認知度は低いまま。
このことがヒートショック対策の遅れを表しているのです。
とくにヒートショックが起きやすい一 般住宅の風呂場・脱衣場の気温は依然として低いのが現状。
また、高血圧は循環器系疾患の主要因ともされています。
寒い住宅は特に居室間の温度格差が大きく、居住者の血圧を上昇させ、
高血圧は循環器系疾患や脳血管疾患のような疾病の原因となることが分かっているのです。
住宅の断熱性を向上させることは、「快適性」だけではなく、「疾病予防」にも役立ちます。
リフォーム をする際にはぜひこのことも頭において、性能面も重視することをお勧めします◎